11月22日の週刊文春で、先日の宝塚歌劇団記者会見がいかに陳腐なものだったかが報じられました。さらにこのドタバタの裏では5人の上級生が動いていたことも明らかに。そのうちの1人が宙組2番手とも言われる桜木みなとさんです。
この桜木みなとさんの行動については賛否両論分かれているようです。
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桜木みなと宙組トップの野望
次期宙組トップスター候補である桜木みなとさん。現トップの芹香斗亜さんはいじめ加害者の張本人とされ身動きの取れない状態で、今すぐにでもトップ交代ではないかとささやかれています。
今回の勇気ある行動に賞賛の声ばかりかと思えば、そうではない意見も目立ちます。コメントをしているのは宝塚ファンであり、タカラジェンヌ達の激しいポジション争いを理解しているからこそ。
桜木みなとさんがトップに躍り出るため、自分でこのような展開に持っていたったのでは?と辛辣な意見も少なくありません。
きいちゃんがどんな目にあってもかばってくれないで見殺し
死んでから、芹香斗亜を落として自分がトップになる為に「決死の文春ヘリーク」
アゲ記事でヒーロー気取りの姑息なコウモリ
パガド初日、舞台裏が揉めてたのか
暗い顔をした組子が多い中、桜木みなとは羽根に浮かれて満面の笑顔でウキウキ
芹香斗亜に媚びまくりでキキポーズ強要してた
生きてる時に二番手がかばってくれてたら、きいちゃんは死んでない
そうか、この人がリークしたのか、、確かにそう考えると納得出来る。
だとしたら何のため?
早くトップになるためだろうか?
ファン以外から見ると、桜木みなとさんの勇気ある行動はトップ就任にふさわしい!と安易に思ってしまうのですが、宝塚ファンはトップ争いなどの激しい裏事情を勘繰っていました。
桜木みなとさんが行動を起こしたのは事故から数日後。まだこんなに大きな騒ぎにはなっていない頃です。文春が芹香斗亜さんを加害者であると最初に報じたのが10月11日ですから、それ以前は芹香斗亜さんを陥れるなんて考えはなく、純粋に仲間を思って起こした行動なのではないかと思います。
しかし上下関係や役争いの厳しい宝塚歌劇団。普通では考えられないような卑劣な落とし合いが繰り広げられているのかもしれません。
さらにタカラジェンヌの好き嫌いもあるようで、過去の派閥についても話が飛んでいました。
北翔海莉のお付きだった桜木みなと
なる程ね
柚希礼音(ゆずき れおん)さんは2009年4月~2015年5月まで星組トップスターをつとめていた元タカラジェンヌ。「10年に1人の逸材」と言われるほどの才能で、2014年には武道館でコンサートを開催するなど、圧倒的人気を誇っていました。
紅ゆずるさんは2016年11月~2019年10月に星組トップスターをつとめていた元タカラジェンヌ。柚木さんと同じ時期に星組に在籍し、ずっと2番手として支えていました。もちろん時期トップは紅ゆずるさんしかいないと言われていた。しかし柚木さんが退団を発表した直後、体調不良休演するなどトップ就任が叶わず、その次のタイミングでトップ就任となっています。
※紅ゆずるさんは演出家からパワハラを受けていた過去も・・・
→宝塚文春第6弾がサイコパス「隠ぺいのためならすぐお金払います」
そして2人の間にトップに就任したのが北翔海莉さんです。北翔海莉さんは元々専科(どの組にも所属しない、どの組の公演にも出られる立場)でしたが、柚希礼音さんの退団後に星組トップに就任することとなります。(2015年5月~2016年11月)この異例の人事にはファンも大混乱。紅ゆずるさんファンはショックを受けつつも、体調を万全にするための考慮かと考えていたようです。
この3人の経緯を、今回の一件に絡めて考えているようです。ファンでなければ簡単に理解することができないような裏読み。今になってこれはあまり関係ないような気がしますが・・・
桜木みなと好き嫌い分かれる「ヒーロー気取り」
多くの人が桜木みなとさんの勇気ある行動に拍手を送る一方で、一部のコアなファンは避難の声を上げています。賛否両論の意見をご紹介。
賛成派
昔、誰か忘れたけどジェンヌさんが桜木みなとのことを「どんな育て方をしたら、こんないい子に育つんだろう?」って言ってたことを思いだした。
私は、桜木みなとは、宝塚歌劇団を正しい方向に向かわせるキーパーソンだと思います。
どうか桜木みなとさん、ご遺族のため、劇団員のため、そしてファンのために頑張ってください。よろしくお願いします。応援しています。
多くの下級生に慕われているだけあって
彼女は、こういう時に真摯に受け止め、
身を呈して動いてくださっていたんですね。
彼女は、本当に面倒見のよい上級生で、
色々、宙組が言われているなか、
自分が動いて、偉いと思います!
ずんちゃんももう研15だから、早くトップさんにしてあげたいですね。
みんなで守ろう桜木みなと。
否定派
トップに媚びて見殺し
きいちゃんの死を利用して週刊文春ヒーローくさんくさい
今回文春でやたら持ち上げられてるのが謎
劇団から愛されてるんだなってのはわかる
もし、今「パワハラあります」という報告書を出したのだとしたら、キキを追い出して自分がトップになるためと思われるから、パワハラについての報告書ではないのでは?
たとえば叱る時は1対1ではなく、誰かの目のあるところで注意するとか
どちらかというと上級生が「パワハラ」と言われないためのことを上申する立場のような気がする
他の組のトップと宙組の次期トップを持ち上げる記事を書かせてるんだろうな
法的にパワハラじゃないとか
イジメはあったと思ってるが認めたら全員が被害者で加害者だからとか
劇団幹部連中の言いたいけど言えない本音だ
宝塚ファンだからこそ言えるような厳しい意見がズラリ。宝塚の激しい立場争いを分かっている分、踏み込んだ意見が多くありました。
トップのメンバーに良いイメージをつけるような内容が多かった今回の文春内容。劇団内部の人と文春が協力して宝塚再起のドキュメントを作ろうとしているかのような推測もあります。来年の110周年へ向けてのキャンペーン?そうであれば「酷い話」では終われません。
桜木みなと文春砲で賛否両論「この展開は筋書き通り?」
今回の報じられた文春内容、桜木みなとさんの勇気溢れる行動が印象的です。
有愛きいさんが亡くなった数日後、桜木みなとさんは副団長の秋奈るいさんらと共に下級生も含めた半数以上へのヒアリングを実施。劇団に対してパワハラの是正を求める意見書を提出したといいます。
独断行動は御法度だという劇団内で「二度と起きないための改善方法を考えよう」と行動を起こしていた桜木さん。自身の進退にも関わるようなことができる強い気持ちには感動さえ覚えます。
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