小学生が約93万円もの大金を同級生から騙し取られたという衝撃的なニュース。被害にあった児童は、お年玉などを貯めた100万円ほどのタンス貯金があったのだとか。ウソのような話に、多くの人が関心を抱いているようです。
事件が起こった名古屋市の小学校はどこなのでしょうか。
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特定!93万円騙し取られた小学校どこ「ヤバイ繋がりがあるらしい」名古屋
事件が起こった小学校について、一部ニュースでは「名古屋市守山区」であることが報じられています。さらに校長の証言で「事件当時は中学受験シーズンだったので・・・」とあることから、私立の小学校ではないかという憶測が流れています。
愛知県の公式サイトで県内の私立小学校を調べると全部で4校、その中でも守山区に名進研小学校という学校が存在しています。
報道されている映像と学校の外観を比較してみると、かなり酷似していることがわかります。特定といっても良いのでは・・・
私立の学校ということで、授業料等の費用も高価。入学金で20万円、授業料70万円/1年、施設設備費15万円/1年、その他給食費や教材、制服・体操服は別途費用がかかります。公立小学校であればもちろん入学金や授業料は無償、施設設備も税金で賄われます。裕福なご家庭のお子さんが通っていらっしゃるのでしょう。
公式インスタグラムには授業の様子などがたくさん載せられています。お金持ちの子っぽく見えてきます。。。100万円も持っている小学生も、詐欺をした加害者の児童もお金持ちのご家庭であることは間違いないでしょう。
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しかし学校側の今回の事件に対して「警察に相談されたということなので、学校の手は離れている。警察から問い合わせがあれば真摯に対応する」とコメントしています。この対応については世間からも厳しい声が。もう学校には責任が無いというニュアンスの不誠実な対応には納得がいかない人も多いようです。
93万円詐欺加害者は同級生3人「返金されたのは3分の1」<追記>
合計93万円を騙し取った加害者の児童は3人いたようです。いずれも同級生ですが、保護者の対応にも差があり、未だ30万円ほどしか返金されていないようです。
93万詐欺被害者の保護者「小6児童の黙秘に振り回される」<追記>
93万円搾取された被害児童の父親と名乗る人がヤフコメとXに登場しています。真偽のほどは分かりませんが、学校関係者情報などを知っておりご本人である可能性が高いようです。
ヤフコメ
受け取った側のうち1人と全く話し合いにならない、よって他の一人との弁済金額が決定しない、その他の一人からは弁済の申し出はすでにしっかりあります。
被害者の父です。
学校には逐一、こちらからは全て話してますよ。
ただ学校側にはこちらから聞かれたことしか答えない、言われたことしか動かない、ある意味、その徹底。
埒があかないので自分で情報かき集めて、信憑性など確認して、物的、状況の証拠、関係者の証言、全て揃えてやっと警察に行ったんです。
っで、中学受験の時期の最中に発覚したけど、中学受験終了後も上記の状態、全く学校は能動的に動かなかった。
挙句、警察に行ったといったら、いよいよ本当に「学校はなにもしません」という旨で話す。
こんな感じです。
報道に出ていた学校長のコメントが他人事だという感想は多くありましたが、学校の対応がかなり酷いことが分かります。
しかも2年前のトラブル。ここまで介入しない学校へ、在校生の保護者の信頼感も無くなっていくのではないでしょうか。
X(Twitter)アカウント「被害者親も反省しています」
被害者父親を名乗るアカウントは、この件についてのポストに対してリプするかたちで真実を広めようと活動されているようです。マスコミの報道の仕方にも誤解を招く表現があるとか。
この方のコメントで書かれていることは以下の通り。
・加害者Aは「知らない」の一点張りで話し合いにならない
・加害者Bは返済の意志はあるものの、Aが妨げになり前に進めない
(共犯的な感じだったため、返済割合など決める必要性?)
・加害者親(A)は子供の「知らない」発言から、正確な内容が把握出来なければ判断できないとしている
・加害者Cからは済み
・被害児童(息子)のお年玉などをタンス貯金しており、すぐ手にできる状況だった
・貯金しているものと思い込んでいた、反省している
・いじめではない
「約100万を小学生に渡しているなんて被害者の親も悪い」という意見にも、真摯に「親もおかしかったと反省している」とリプしている父親さん。今後のためにも地道なリプ活動をしているようです。
93万小学校 名進研小学校の黒い繋がり「入学ためらう保護者も」
名進研小学校は、進学塾も運営する「名進研グループ」の傘下。過去には黒い繋がりがあることが報じられていました。
名進研代表、税務職員の個人情報入手 風俗店幹部に依頼
指定暴力団山口組弘道会の資金源とされる風俗店グループの幹部が愛知県警警部の個人情報を不正に調べ、脅迫していた事件で、この幹部が名進研グループの豊川正弘代表(64)を調査していた税務職員の個人情報も調べていたことが分かった。朝日新聞の取材に対し、豊川代表は「税務調査に抗議するため、幹部に税務職員の住所と電話番号を調べるよう頼んだ」と説明している。
幹部は、愛知県や愛媛県でファッションヘルスなど数十店を展開するブルーグループの青木公司被告(44)=警官脅迫事件で懲役8カ月。青木被告はグループを経営する佐藤義徳被告(56)=同事件で懲役2年6カ月、別の事件で公判中=に命じられ、探偵会社で情報収集の手法を取得。このノウハウを生かし、2010年、ブルーを捜査する愛知県警警部の住所や家族構成、電話番号を不正に調べ、捜査をやめるよう脅迫電話をかけたとされる。
こうした職に就いていることを知った豊川代表は同年秋以降、青木被告に個人情報の調査を頼んだことがあるという。
※朝日新聞より
名古屋の進学塾代表、山口組系風俗店に6億円融資
東海地方で私立小学校や進学塾を運営する名進研グループ(名古屋市)の豊川正弘代表(64)が2004年と05年、指定暴力団山口組弘道会の資金源とされる風俗店グループ側に3億円ずつ計6億円を融資していたことがわかった。風俗ビルの建設や賭けゴルフの借金返済に充てられたという。
豊川代表は朝日新聞の取材に融資の一部を認め、「小学校設立に出資を約束してくれたため、頼みごとを聞いた」と説明している。
名進研グループは、進学塾「名進研」40校を運営するほか、12年春には名進研小学校(同市守山区)を開校した。豊川代表は名進研を経営する「教育企画」社長で、小学校を運営する学校法人「名進研学園」の元理事長。
※朝日新聞より
名古屋 過去にも中学生が5000万円の恐喝事件あり
名古屋市では、2000年にも中学生が5000万円を恐喝(カツアゲ)するという事件が起こっています。
名古屋市緑区の扇台中学校で、不良グループが同級生の1人をターゲットにして恐喝していたこの事件。いじめの概念を通り越して5000万円という膨大なお金を1人の中学生から騙し取っており世間に衝撃を与えました。
最初は帽子にジュースのシミをつけられたことを理由に金を要求。怖くなった被害者は自身の預金19万円を引き出して加害少年に渡しました。その後8ヶ月間、130回もの恐喝を繰り返し、その合計は5000万円を超えた。多いときには1回の金額が500万円を超えたときもあったのだとか。
なおこの事件の加害者グループのメンバーは、普通に暮らしている人もいれば他に事件を起こして逮捕されている人もいるのだそう。
また1994年には愛知県内の中学校で、いじめにより110万円を恐喝され自殺に追い込まれたという事件も起こっています。子どもとはいえ、犯罪であることは間違いありません。今後はこんなことが全国どこでも起こらないことを願います。
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